毛周期について

ムダ毛の成長サイクル、毛周期とは

脱毛をする前に必ず知っておいた方がいいのが「毛周期」についてです。毛周期を知っていれば、どのくらいのペースで脱毛に通ったらよいのかなどがよくわかるようになり、サロン選びなどの役に立ちます。

体毛はいつまでも伸び続ける訳ではありません。成長期、退行期、休止期を繰り返しながら活動しています。この周期のことを毛周期と呼んでいます。髪の毛のような長い毛は、成長期が長いのでその分長く伸びます。すね毛は成長期が短いので、髪の毛のようには長く伸びません。このように、毛の部位によって毛周期は異なります。

毛周期と毛根の関係

毛周期によって、毛根にどのような変化が生じているかを詳しく見ていきましょう。

(1)休止期
小さくなってしまった毛乳頭を毛包表皮細胞という細胞が取り囲みます。そして、毛幹が外毛根鞘に埋もれた形で残ります。

(2)成長期
毛が伸びる時期です。成長期には次のような変化が起きます。
・活動しなくなっていた毛乳頭に、何らかの刺激が加えられて、再活性化します。
・無くなっていた毛母細胞が再び作られます。
・毛母細胞が活動を始めることで、毛幹や内毛根鞘が伸びていきます。
(つまり、毛が再び伸び始めます。)

(3)退行期
休止期に入る準備期間を休止期といいます。休止期に入ると、次のような変化が起きます。
・色素細胞がメラニンを作るのを止めて、小さくなっていきます。
・内毛根鞘の細胞が消えていきます。
・毛母細胞は、細胞分裂が急に衰えて消失するか、角化して毛幹になっていきます。
・毛母細胞の消失と共に、毛乳頭も小さくなっていきます。

退行期の期間は、頭髪であれば2~3週間ぐらいと言われています。

毛の長さと、成長期について

どこまで伸びるのかは、成長期がどれだけ続くのかによって変わります。成長期が長いほど、毛の長さが長くなります。頭髪であれば、3~7年ぐらい成長期が続きます。

各部位の成長期
■頭髪 4~7年
■眉毛 3~6か月
■わき 3~5か月
■ビキニライン 8~12か月

脱毛のできない期間について

休止期になると、毛幹と皮膚をつなぐ細胞がなくなっています。そのため、引っ張られたりすると毛はスルッと抜けてしまいます。髪を洗ったときや、寝起きの枕を見たりすると、毎日何本も髪の毛が抜けていますよね。これは、休止期に入った毛が抜けているんです。

休止期に入ると、色素細胞が小さくなり、毛母細胞も無くなっていきます。そのため、休止期に入ってしまうと、毛根自体が見つからなくなってしまいます。毛根が見つからないと、電気針を指すことが出来ません。色素細胞がないと、レーザーを当てても効果がありません。

ですから、休止期の毛根は脱毛できないのです。体の毛根の内、3分の2は休止期に入っていると言われています。そのため1回で脱毛が出来るということはかなり難しいと言えます。

休止期に入った抜け毛の特徴
休止期に入った毛幹の下の方は、成長期とは形が違って棍棒のように膨らんだ丸い形をしています。ですから抜け毛の根元が棍棒のような形をしていれば、成長期を終えて休止期を迎えた毛です。いわば天寿を全うした状態です。もし、根元が細くなっていたり、ギザギザしていたりと休止期に入っていないのに抜けた兆候がみたれたときは注意が必要です。何かしらの病気かもしれません。

脱毛をするには、何回かに分けて脱毛しなければなりません。「めんどくさい!」っと感じる人が多いと思います。では、脱毛の間隔はどれくらい空ければいいのでしょうか?これは脱毛し始めたころと、脱毛処理を何回かした後とで、けっこう違ってきます。

結論からいうと、
・脱毛しはじめ:1~2カ月
・毛が薄くなってきた頃:3~5か月

これくらいを目安とされています。なぜ1カ月みないな時間をあけるのか?それは、体毛が生えそろうのを待っている時間となります。

体の場所によって毛の休止期の長さは違ってきます。

■頭髪 4か月
■眉毛 2か月
■わき 4か月
■ビキニライン 4か月

休止期の長さを見ると、次に毛が生えてくるまで結構時間が掛かります。ということは、1度脱毛すれば、2カ月くらいは綺麗な肌でいられると思いがちですが、実際はそうはいきません。毛根によって休止期が終わるタイミングが違うので一度の脱毛で抜けるのは、体毛の毛根の3分の1が限界です。残りは、休止期に入っているので、脱毛することが出来ません。

   

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